アライメントテスターについて

最近、アライメントテスターで見受けるのが『ランナウト補正不要!』って銘打ったテスター。

え?マジ?!

普段からアライメントテスターを使う僕らからすると衝撃的なワケです。

そもそも、ランナウト補正って何すんの?ってハナシですが。

アライメント測定する際にホイールにガッチャンコとセンサーを取り付けますよね?見たことありませんか?アレ、高いんです(笑)

人間の作業なのでやはり本当にセンターに取り付けが出来ているのか怪しいワケです。そして取り付けられる側のホイールもキレイに面が出てるか分からないですよね?歪んでるかも知れないし、ガリキズがあるかも知れないし。

そんな怪しい数値を ちゃんとした数値にするためにランナウト補正は必要なんです。車両を前後に動かしてホイールを回転させるんですね。

それで面のフレなどをコンピューターに取り込む訳です。昔は180度回転させてましたが最近は90度、30度など高性能になってます。当社のは90度です。

あ、ちなみにランナウト補正の際にジャッキアップする場合があります。アライメント用のリフトを持っていない場合です。

これはショックが伸びきってしまいますのでオススメしません。

ランナウト補正後にちゃんと車重をかけてる!って言い訳も聞こえて来そうですが、違います。ダメです。ブッシュに掛かるヨレのチカラなどはそんな簡単にフリーはなりません。拘るならちゃんとした設備が必要です。なんちゃってアライメントなら構いませんが(^^;

 

ハナシが脱線しました。

ランナウト補正不要!

こんな感じ。ホイール歪んでたらどうすんの?!ガリキズは?!

不思議です。

するとですね。。。

こんなふうに書いてあります。

され、ランナウトと違うの???

正確なコトは分かりませんがランナウト補正は必要なようです。良かった♪♪ウチの機材が旧式なのかと不安になりました。

ランナウト補正はスキップで飛ばせる機能なので使ってないお店もあるかも。。。です。

 

最後に蛇足ですが。。。

アライメントテスターは非常に高精度な機材です。ちゃんと使えば無敵(?)ですが、使い方がダメだと出てくる数値もダメダメになります。

センサーの校正。これが大切です。

もう一度、言いますよ?

センサーの校正!これが大事!!!!